公民館で落語会

公民館などでの落語会

「落語会をやってみたいんだけど・・・やり方が分からない・・・」という声を聞きます。

落語会というのは実はやってみると簡単に出来るのです。ただ・・・続けていくのが大変なんですが・・・。とりあえず一回やってみたい方、思い切って始めてみてはいかがでしょうか。 

高座を作って、お客様を集めて・・・となると、スペースがある程度無くてはなりません。近所の公民館、図書館、そのほか集会場など、探してみると意外と近場で落語会の出来そうなところはあるモノです。

実は色々な地方から声を掛けていただいて落語をやるのは、公民館が多いのです。ただし、お客様から入場料をいただいて落語会をやる場合、会館の方で貸してくれなかったり、あるいは借り賃が高くなったりすることがありますので注意が必要です。 

「落語家を頼むのはお金が掛かるんじゃないかしら?」・・・お金は掛かりますが、他の芸能と比べるととにかく安くつきます。

歌手を呼ぶ場合は、歌い手さんの他にバンドが来たりステージスタッフがいたり、その上マネージャーがいたりで、出演料、交通費と馬鹿にならないのです。もちろん歌の素晴らしさは万国共通ですから、お金のある団体はぜひ呼んでいただきたいと思います。

しかし落語家の場合、落語家一人でいい場合には、一人以上来ることはまずありません(例外あり)。

舞台だってそうです。芝居などは舞台にお金を掛けます。大道具小道具、それに照明など・・・。噺家は舞台にお金を掛けません。というより、後ろにゴチャゴチャモノがない方がかえってありがたいのです。

「金屏風を用意しなくちゃ・・・」という方もいらっしゃいます。金屏風、あれば形になりますので嬉しいですが、あまり豪華だと前に座る噺家が目立たなくなってしまいます。ならばいっそない方がよかったりして。

舞台に必要なのは、高めの高座と座布団、会場の広さによってマイクだけでいいのです。 
 

公民館


落語会をやる上で一番大事こと・・・これはお客様に来ていただくことです。噺家への出演料はお客様の入場料から払おう・・・と思っていたら、人が集まらずに思わぬ赤字になってしまうことはよくあります。

とにかくお客様に来ていただく為の努力だけは惜しまないで頂きたい。チラシ、クチコミ、土下座・・・とにかく何でもやってください。お客様がたくさんいらっしゃると、噺家のやる気が出てくるだけでなく、お客様だって周りに人がいっぱいいる方が笑いやすいモノなのです。 
  
とにかく一度ご相談下さいませ。もしかしたら、定期的にやってよと言うお客様が出てくるかもしれません。 


落語家 1人~5人くらい 
公演場所 公民館 市・区民会館 など 
公演内容 落語1~4席(1人20~30分)
       色物(紙切り・太神楽・曲独楽・マジックなど) 
公演時間 1時間30分~2時間30分くらい 
対象 中学生以上 
ギャラ 状況によって違いますので、まずはご相談を 


ご用意頂くもの 
 楽屋
  お茶のセット 姿見(鏡) ござ(着替える時にこの上で着替えます)
 舞台
  お客さんの目線の位置に座布団が来るくらいの台
  マイク 高座の座布団 音響設備(出囃子などをテープで流します)
 

戻る